2026年 中国・深圳を旅して分かった、行く前に知っておきたいこと

旅人の皆さんこんにちは。

2026年10月30日から11月4日まで5泊6日で中国・深圳に行ってきました。

出発前に準備したことを記事にまとめていたので今回はその答え合わせです。現地で実際に使えたものと使えなかったものを正直に書いていきます。これから中国本土に行く方の参考になればうれしいです。

https://kopi.wintu.id/p/ywit8ziv6z

通信:最初からByteSIMで行けばよかった

通信はahamoの国際ローミングとByteSIMの2本立てにしました。ByteSIMはつながらないときのバックアップのつもりで契約したのですが、結果は逆でした。

ByteSIMのほうがahamoより速かったのです。使ったのは中国・香港・マカオ向けeSIMの無制限プラン(5Gネットワーク)で、途中からはほぼこちらに頼りっぱなしでした。

https://bytesim.com/ja/products/esim-china-hong-kong-macao

中国ではお店の支払いも注文もスマホでやるので、ネットの速度がとても大事です。レジの前で画面が読み込まれず、あたふたする場面が多かった気がします。最初からByteSIMで行けばよかったと、ちょっと後悔しています。

とはいえ、ahamoでも通信自体は普通にできます。多少の待ち時間が気にならなければ、ahamoだけでも問題はないと思います。

VPN:Proton VPNが起動画面から進まなかった

現地のWi-FiでMacのProton VPNを開くと、ロゴが出たままずっと読み込み中。操作画面までたどり着けませんでした。

中国には、GFW(グレート・ファイアウォール)というネット検閲の仕組みがあります。中国の回線からはGoogleやInstagramなどにつながりません。日本の回線をそのまま使う国際ローミングや、海外を経由するVPNなら、この壁の外に出られます。

Proton VPNは、つなぐ前にProtonのサーバーと通信する必要があり、その通信がGFWで止められることがあるそうです。

https://protonvpn.com/blog/protun-technical

対策の「Alternative routing」という設定もONにしていましたが、つながりませんでした。結局、最初の起動はGFWの外のネットワークでやる必要があります。VPNが欲しいのはまさにGFWの中にいるときなのに…。それじゃ使えないじゃん、というのが正直な感想です。

私は自宅経由のVPNを別に用意していたので困りませんでしたが、旅行用にVPNを契約していく方は気をつけてください。

AI:GeminiとChatGPTはローミングかVPN経由なら使えた

準備記事では、ClaudeやChatGPTなどアメリカ企業のAIは中国では基本的に使えない、と書きました。

実際には、GeminiとChatGPTはahamoの国際ローミングかVPNを経由すれば問題なく使えました。逆にGFWの影響下、つまり現地の回線に直接つないだ状態では全部使えませんでした。

ホテルやカフェのWi-Fiにつないだまま開いても動かないので、AIを使うときはローミングかVPNに切り替えてからにしていました。

決済:AlipayとWeChat Payがないと詰む

AlipayとWeChat Payは本当に便利でした。というより、ないと詰みます。

一方で、準備記事で「めんどくさがりの方に」とおすすめしたTenPay Goは、私が持っているセゾンのクレジットカードだと認証が通らず使えませんでした。ほかのカードなら通るのかもしれませんが、ここは訂正させてください。

それに、お店ではモバイルオーダーで注文する場面も多く、これはAlipayやWeChat Payがあってこそ使えます。本人確認の手間はかかりますが、最初からこの2つを有効化しておいたほうが、結果的には楽でした。

地下鉄はクレカのタッチで乗れた

地下鉄はクレジットカードのタッチ決済で問題なく乗れました。改札にカードをかざすだけです。

切符を買う必要もQRコードを出す必要もないので地下鉄に関してはいちばん準備がいらなかったかもしれません。

DiDiはAlipayから。降りたあとの支払いを忘れずに

タクシーはDiDiを、Alipayの中から呼んで使っていました。

Alipay経由だと、支払いもそのままAlipayでできます。ただ、支払いは降りたあとにスマホで済ませる流れなので、うっかり忘れることがあります。降りたらその場で支払いまで終わらせるのがおすすめです。

デリバリー:美団は挙動が謎、Alipayの「淘宝闪购」は使えた

デリバリーを運んでくれるロボ

フードデリバリーの美団(Meituan)は、最初は電話番号の登録でエラーになってしまいました。

ところが時間をおいて、Alipay経由で登録してみたら今度はすんなり通りました。何が違ったのかは今も分かりません。挙動が謎でした…。

もうひとつ使えたのが、Alipayの中から開ける「淘宝闪购极速版」です。Alipayで「eleme外卖」と検索すると、饿了么(Ele.me)の検索結果としてこれが出てきます。美団で詰まったら、まずはAlipay経由で試してみてください。

言葉とコンセント

英語は基本的に通じません。通じたのはおしゃれなカフェの店員さんくらいでした。

通じなかったときは笑顔と挨拶。メニューを写真に撮って指差しで注文していました。QR決済なので支払いで言葉に困ることはほとんどありません。

コンセントは日本のプラグの形がそのまま挿さりました。それに街のあちこちでモバイルバッテリーを借りられるので電源の心配はあまりいらなさそうです。


振り返ってみると、ネットと決済さえ事前に調べて準備しておけば、困ることはほとんどありませんでした。

言葉だけは、簡単な英語も通じないので正直苦労します。でも、それもまた海外旅行の醍醐味だと思うしかないですね。

ロボタクシーとカフェ巡りの話は、また別の記事で書きますね。

それでは、言葉の壁も楽しめる良い旅を。