旅人の皆さんこんにちは。前回に引き続き、タシケントから1泊2日で訪れたサマルカンドの後編です。2日目は、朝のシャーヒ・ズィンダから始まりました。
まだ前編を読んでない方はこちらからご覧になれます。
,前日は炎天下の中、徒歩で観光地を巡っていたため気絶レベルの熟睡。朝早く動くつもりでしたが、無事に二度寝をかましましたね...
朝食を済ませ、チェックアウトした時点ですでに10時過ぎ。外はもう暑くなり始めていたので、昨日の反省を活かしてYandex Goでタクシーを呼びました。
向かったのは、サマルカンドでどうしても見たかったシャーヒ・ズィンダ廟群。階段を登り切ると、細い通路の両側に青い霊廟が並んでいました。
,着いたのは11時過ぎ。日差しはもう強く、通路もそこそこ混んでいました。次に来るなら、ここは開門と同時に入りたいと思います。
,その一番奥の部屋では、イマームが定期的にアザーンのような声で何かを唱えていて、集まった人たちが両手を広げ、その声に合わせて祈っていました。
言葉の意味は分からないのに、低く響く声と、皆が同じ方を向いている静けさに、私の足も自然と止まりました。青いタイルを撮りに来たはずが、ここだけは少しお邪魔させてもらっている気分になりました。
,シャーヒ・ズィンダを出たあと、人酔いしてしまい、人の流れから一度離れたくなりました。
近くのシヨブ・バザールを軽く眺めます。サマルカンド・ノンやドライフルーツが並ぶ市場は見ているだけでも楽しいのですが、この時の私は買い物をする気力までは残っていませんでした。
そこで向かったのは、現地のピザチェーン。
,本当は観光地にあるカフェに寄ろうと思ったのですが、案の定店内は満員。暑さの中で次の候補を探す元気はなかったので、昨日見かけた店へ逃げ込みました。
冷房と座席と、分かりやすいメニュー。それだけで、その時の私には十分でした。
少し休んだら体力も戻ってきたので、ハズラト・ヒズル・モスクへ。
丘の上からサマルカンドの街を眺めます。さっきまで青い廟群の細い通路にいたので、少し遠くから街全体を見渡せるのがちょうどよかったです。

最後に、近くにあったシャシリクのお店へ。お腹を満たすというより、サマルカンドで最後にもう一度、炭火の肉を挟んでおきたかった感じです。
,見たいものは見られました。シャーヒ・ズィンダの青も、奥の部屋で祈る人たちの後ろに立っていた時間も、サマルカンドに来てよかったと思える記憶です。
ただ、心が休まったかと聞かれると、少し違う。私は名所を次々に回るより、街のどこかに座って日常に紛れる旅のほうが性に合っているのだと思います。
景色はサマルカンド。ただ、滞在するならタシケント。帰りの列車に乗る頃には、その感覚がかなりはっきりしていました。
それでは、シルクロードの続きで、良い旅を。