旅人の皆さんこんにちは。
2026年5月、GWを利用して初めての中央アジア、ウズベキスタンのタシケントを訪れました。旧ソ連構成国と聞くだけで、正直少し身構えていました。
私は海外でも、暮らすように旅をするタイプです。だから行く前は必ずカフェを調べる。けれどタシケントに関しては、驚くほど情報が出てこなかった。
ところが実際に訪れてみると、私好みの、長居したくなるカフェがいくつもあった。それで今回は、暮らすように旅をしながら通った数軒を、ここに書き残しておきたいと思います。
日本にゆかりのあるナヴォイ劇場の隣に、2026年オープンしたばかりのカフェがあります。Shavi Coffee Roastersは、ジョージア・トビリシ発のスペシャルティロースターです。
テラス席と店内席があり、電源・Wi-Fiも完備。平日の昼でも各テーブルが埋まっていて、それぞれが本やノートPCに向かって静かに作業をしていました。東京にあってもおかしくない空気です。店員さんは英語が通じ、クレジットカードもそのまま使えました。タシケントでは地味にありがたいポイントです。
注文したのはアイスカフェラテと、チェリーパイ。日本のカフェではあまり見かけないので少し新鮮な気持ちで一口運ぶと、これが美味しい。サクッとした生地と、酸味と甘みのバランスが取れたチェリー。結局、私はこのチェリーパイのためにもう一度足を運ぶことになりました。
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緑が多いソ連時代の団地の一角に、Rassvetはあります。ロシア語で「夜明け」を意味するこの名前は、ウズベク語と並んでロシア語が日常に溶け込んでいるタシケントを、そのまま映しているようです。
店内はさほど広くなく、満席に近い状態。偶然ひとつだけ空いていた席に滑り込みました。客のほとんどがローカルの人たちで、観光客が紛れているような雰囲気はありません。
この日はカフェブランチを決めていました。連日のボリューム満点で油の効いたウズベク料理に、お腹が少し疲れていたからです。注文したのは、シャクシュカとラテ。トマトソースの中で卵がふつふつと煮える中東・北アフリカ生まれの朝食ですが、運ばれてきた皿に添えられていたのはパンではなく、ベーグル。中央アジアのカフェで、中東の朝食を、ニューヨークでお馴染みのパンと一緒に食べる。
壁に飾られた絵画と、大きな窓から見えるタシケントの日常。湯気の立つラテを片手に、ぼーっと外を眺める。至福の時間でした。
クレジットカードOK、電源が一部席にあり。簡単な英語は通じました。
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カザフスタン・アスタナを拠点に展開する、サードウェーブ系のコーヒーチェーン。宿の徒歩圏内だったので、ふらっと立ち寄ってみました。
店内はこじんまりとしていますが、白い天井に明るい木のカウンターが映えて、シンプルながら居心地のいい空間です。連日コーヒーが続いていたので、この日はおすすめの紅茶を頼もうとしたのですが、あいにくの売り切れ。店員さんが片言の英語で一生懸命説明してくれて、その姿に旅先らしい温かさを感じました。
結局選んだのはアイスラテ。大きな窓越しに見える大通りを、行き交う人の流れを眺めながらゆっくり飲む。何をするでもなく、ただ街の時間に身を浸すような、贅沢な午後でした。
クレジットカードOK、英語メニューがありません。英語はスタッフによりますが、基本的には通じます。
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夏をテーマにした、まるで南国リゾートのような都会的なカフェです。観葉植物が至るところに配置され、インドネシアやマレーシアで通っていたカフェを思わせる、私好みの空気が流れていました。
ここでは初めてRaf Coffeeに挑戦しました。Raf Coffeeはロシア発祥のドリンクで、エスプレッソに生クリームとバニラシュガーを加えて一緒にスチームする独特の一杯。今回のウズベキスタン旅で初めてその存在を知り、どうしても試したくなりました。
味は甘めのラテに近いものの、生クリームのおかげで角がなく、まろやか。甘すぎることもなく、普段あまり甘い飲み物を飲まない私でも美味しくいただけました。とはいえ、一日に何度も飲むものではないですね。
クレジットカードOK、英語も問題なく通じます。フードメニューも充実しているので、ブランチにもちょうどいいお店でした。
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タシケントのカフェを巡って感じたのは、世界中のどの街とも変わらない日常が、ここにもあるということでした。仲良く会話するカップル、ノートPCに向かう人、本をめくる人。言葉も通貨も違うのに、カフェの中の風景は驚くほど共通しています。
そしてもうひとつ、街そのものが大きく変わろうとしている熱量。Tashkent City周辺ではおしゃれな新しいカフェが次々とオープンし、都会的なショッピングモールも着実に増えていて、少し前のジャカルタを歩いていたときに似た、過渡期ならではの活気を感じました。きっと数年後にはまったく違う街の顔になっているはずです。
異国の日常を眺めながら、街の変化を肌で感じる。それもまた、カフェ巡りのいいところですね。
それでは、世界の日常を体験できる良い旅を。