旅人の皆さんこんにちは。
前回、東南アジアで色々やらかしたことを記事にしましたが、その中の一つに「iPad miniの液晶を割った」というのがありました。
折角海外にいるので海外のApple Storeで修理できるか挑戦してみました。
,時はiPadの液晶を割った直後に戻ります。ゆるゆるのコンセントから充電器がiPad上に落ち、無残に割れてしまったのを放心状態で眺めてました。
ふと我に返って、状況を整理。まず私はApple Careに入ってません。急いでApple Care適用外の液晶修理の値段を調べるが全く出てこない。
次にどこで修理するのか。通常だったら日本帰国してから… とは思いますがここで小さな挑戦が思い浮かびます。
「海外のApple Storeで修理の相談してみても面白そうだ」と。滞在してたのがマレーシアのクアラルンプール。2024年に初めてApple Storeが出店したばかりでした。
どうせお金は幾分か払う羽目になるなら挑戦代にしようということです。Apple Storeの予約はサポートアプリから全世界の近くの直営店、パートナー店で可能になってましたので1番早いところを予約。
まだ1年しか使ってないiPadを壊してしまったショックと、予期してない出費で落ち込んでいました。ただふと海外旅行保険が使えるかもと思い出したのです。私が契約してる保険には「携行品損害」がついてました。
これは旅行中に携行品を紛失、破損させた場合に使えるもの。思い立ったらすぐ行動です。保険会社に電話して破損した際の状況を説明したら保険適用可能とのこと。これは不幸中の幸いでした。また、続けて質問で海外での修理も保証してくれるのかと聞いたらちゃんと証明できるもの(レシートや修理診断書等)があれば問題ないとのこと。
全ての海外旅行保険についてるわけではない、また保険会社によって対応が異なるため事前に確認することをお勧めします。

Apple The Exchange TRXに予約時間丁度に到着。2階に上がるとGenius Barの受付スタッフに予約あることを伝えて案内されました。
休日だったため結構混雑してたイメージです。案内後スタッフが来るまで30分ほど待ちましたが、目の前で子供向けのお絵描き講座が開かれてたのでボーッと眺めてました。

スタッフさんが来るとまず第一声は名前なんて読むの?って聞かれました。私のApple IDが紐づいてるため当然日本語の漢字フルネームが表示されてました。そりゃ読めない。読み方を伝えるとそのまま自己紹介してくださりました。
明るいヒジャブを被ったお姉さんが対応してくださりました。まず最初に破損状況の確認。実機を見せながら拙い英語で状況を説明。スタッフさんは私に怪我がなかったかを心配してくれてお世辞だと分かっても少し心がじんわり暖かくなりましたね。
その後スタッフさんは修理代金を出してくれました。iPad mini 7は基本修理は行ってなくて新品交換対応になるとのこと。なので値段が「1649 RM」日本円でおよそ5.8万円でした。
普通に買うよりかは少し安くはあるが液晶だけでこの値段は少し驚いてしまいますね。修理を続行するかの確認をしてくるので承諾しました。
交換機が届くのが1週間後なので受け取りは可能かの確認後、その日は返されました。スタッフさんの対応はとても良く、英語もゆっくりわかりやすく喋ってくださり、最初の不安はどこか行ってしまいましたね。
準備できたら連絡するとは言われたが… どうやって連絡するんだ?
と連絡手段を聞き忘れてたのを若干後悔して1週間過ごしたある日。1通のお知らせメールが届きました。

受け取りは予約不要で指定された期限内に訪問すればいいみたいですね。
早速翌日に訪問。メールを見せたら笑顔が素敵なお兄さんが交換機を持って現れました。受け取りはスムーズで身分証明(パスポート)の提示、支払い、故障機との交換という流れであっという間に終わりました。
交換対応してくれたスタッフさんも私の金属製のクレカを持ったらにこやかにこのクレカ重いっすねみたいなジェスチャー。マレーシアの方はユーモアあふれる方が多くて素敵だなと思う瞬間でしたね。
さて、無事交換を終えて私はすぐに同じ施設内にあるガジェットアクセサリー店へ。iPad mini用の液晶フィルムを買って同じ過ちを犯さないように備えました。割高ではありましたが、貼り付けまでやってくださったので満足。
今回は旅先でのトラブルについて書いてみました。トラブルは色々気が滅入ることも多いですが、気持ちを切り替えることが大事ですよね。
忘れていけないのは悪いことだけじゃないのと、旅先で助けてくれる他人の優しさを噛みしめられるということ。あと、少しのトラブルも笑い話になるように海外旅行保険には入っておきましょうね。
それでは笑顔が絶えない良い旅を。