日本から飛行機で7時間。マレー半島にある東南アジア有数のマレーシアが誇る巨大都市クアラルンプール。日本でも観光地として有名ですよね。
そんなクアラルンプールに自分は1ヶ月のプチ移住を行いました。何度も訪れてるからこそ、観光もせず普通に生活をしてみて何を感じられるのか。自分の中に何か変化をもたらしてくれると願い飛び立ちました。
私は元々幼少期はインドネシアで育ちました。インドネシアの熱気にあふれた雰囲気、南国ならではの緩やかな時の流れ、人々の温かさを当たり前だと思い今に至ります。大人になって薄々感じていたのは日本にいる時は人の目が気になるようになってしまいました。また、私の目にはネガティブな情報や周りからの熱気が感じられず何か閉鎖的なものを感じてしまい、このまま自分が飲み込まれてしまう。そんな危機感を抱き始めました。
今回私は初めてのAirbnbを利用しました。どうしても現地の人たちと同じとは言わないけど観光客という感じにはなりたくなかったのでコンドミニアムを借りて見た。全てアプリ上でやり取りで問題なくチェックイン。こんなスムーズだったら最初から使っておけばよかった。
さて、早速荷物を置いて近くのショッピングモールへご飯を食べにいきました。KLについてから感じるのはふわふわ感です。お客さんがいないお店では店員さんがスマホで何か見ながら笑ってたり、キョロキョロしてる僕に警備員さんがニコッと笑いかけてくれたり、Grabの運転手が気さくに話しかけてくれたり… なんかふわふわするこの時間。心から温まる。
マレーシアには主にマレー系、中華系、インド系の3種類の民族が住んでおります。公用語はマレー語ですが、同じ民族同士は自国の言語を喋ったり、他民族間では英語やマレー語を使ったり器用です。
歴史的、政治的要因で民族間の問題がないわけではない。ただ、いろんな民族が混じって大人も子供も楽しくおしゃべりをしている。カフェでもマレー系と中華系の店員さんでちょっかい出し合ってた。
宗教観や文化が違う人たちがこんなにも楽しく接しられるのを見て、日本でみんなの目が気になってた自分がバカらしくなってきた。そして多民族国家ならでは。料理も3つの国の料理を楽しめ、また文化同士がかけ合わさった料理も存在する。フードコートにいけば様々な国籍料理を食べれる。そして安い。
フードコートでインドネシア料理をチョイス。店員さんに英語で注文したら、相手はまさかのインドネシア語で返答。私もインドネシア語で対応しました。これが少し嬉しかったです。自分は完全に日本人だと思ってたが、やっぱりインドネシアの面影もあるんだという安心感を感じました。
私の住んでいる神奈川でもみなとみらいや横浜駅周辺で新しいカフェがオープンして一喜一憂することはあります。ただKLはただいま開発頑張ってますという感じがします。新しい高層ビルや商業施設、カフェなどバンバン作られてる気がしてます。逆に一年前に訪問した時に人気だったカフェですら潰れてた時、この都市は代謝が早いのだと感じました。
このスピード感や勢いを感じられるのは現在成長中の国だからこそですね。
観光をほとんどしなかったので、動き方があまり日本にいる時とスタンスは変わりません。なので生活感が変わったなどの劇的な変化はありませんでした。ただ雰囲気や文化を違いを感じる時は不意にあります。観光地にいると正直あまりにも外国人慣れしてるため伝わってこない。ただ、生活するとなると不思議と違和感を感じ、そこが文化の違いを自覚するポイントでしたね。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
年々歳を重ね慎重になってたり、ネガティブになったりなど自分が知らないところで自分の考え方って変わるものなんだなと思い、今回も海外に飛び出し自分の感覚を調整しています。このKopi Travelerを始める決心をしたこの国で、また走り出すために。
皆さんも自分自身の感覚が変わっていくという事象ありますでしょうか? もし、そんな感じがしたら旅に出てみるのもいいかもしれませんね。
知らない自分、知らない世界。驚きが尽きない良い旅を。