プチ移住のすすめ。1~3ヶ月、ひとり海外で暮らすように旅する

移住と聞くと、日本で住んでいる私たちからすれば無縁の話かもしれない。ただ海外旅行だったらどうだろうか?

少し長い海外旅行。短期旅行者とは真逆な方向に行ってみたり、スーパーをじっくり探索。地元の人気のカフェでひと休憩したり...

今回は旅人の皆さんに私がハマっている「プチ移住」について語らせてほしい。

ブログに残そうと思った理由は一つ、日本語で検索してもあまり記事がありませんでした。なら、もし同じ挑戦を行おうとしてる旅人がいるのであれば参考になるような記事がほしいと思い、パソコンに向かっているということです。

ふと、日本を出たくなってみた

日本でSNSやニュース番組を見てるとネガティブな情報を多く見てしまう。物価高での生活費圧迫、円安、オーバーツーリズム。テレビでは不安を煽るかのように日本はもうダメだとか言ってる始末。

こんな情報を日々浴びると未来に希望を持てない。なら、いっそのこと海外に住んでみたらどうか。半ば現実逃避で始まったこのアイディアがひとり海外、プチ移住の始まりでした。

目的地を選ぶ

私の経験上、一人で楽しむには日常の延長線ができる場所が最適だと思っております。例えばリゾート地とかにしてしまうと、物価も観光地価格。周りは2人以上で来てる旅行者だらけでかえって一人でいるのが虚しくなってきます。

私がお勧めするのは、首都は地方都市。観光地でもいいですが、多くの人が普段住んでいるエリアをお勧めします。

私がよく行ってる国だと... ジャカルタ、クアラルンプール、バンコクなどの首都。チェンマイ、ホーチミンなどの商業の中心地や地方都市がオススメです。

駐在員が多い地域だと日本語の情報も多く、スマホを活用すれば快適に過ごすことができます。

お金は日本円少々とWise(旧: TransferWise)

お金に関しては現地のATMで引き出します。ただ、ATMが見つからない時とっさに日本円で換金できるよう3~5万円ほどは現金で持って行きます。

昨今海外でもキャッシュレスの波が来てるため、国にはよりますが現金を1万円以下ほど引き出せば2~3ヶ月過ごしても余る程度などでクレジットカードは必需品とも言えますね。

私はWiseという国際送金サービスを利用しております。デビットカードを発行しておくと、格安の為替レートで現地のATMからお金を引き出せる優れもの。なんなら国によっては現地の電子マネーにチャージすることもできます。

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クレジットカードの海外旅行保険

プチ移住になると旅先で体調崩すリスクも高くなります。そこで海外旅行保険です。実は海外旅行保険は長期滞在向けと短期滞在向けで分かれており中期滞在、すなわちプチ滞在向けは少ないです。また保険だけでも結構な額がかかってしまいます。

そこで私は海外旅行保険が手厚いクレジットカードの発行をお勧めします。

実はクレカの海外旅行保険の保険対象期間は長く、3ヶ月程度カバーできるものがあります。

自動付帯のものはプラチナカード、利用付帯のものはゴールドカードでもあるのでご自身似合ったポイント制度、特典などを考え、探してみてください。

参考程度に私は、クレディセゾン発行のMileagePlus セゾンゴールドカードを保有してます。

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Visaについて

他国に入国する際に必ずVisaの確認があります。空港で発行されるVOA(Visa On Arrival)や免除、オンライン申請など国によって様々です。私は行く前に入国条件とVisaの滞在許可期間を調べます。

Google検索で 「{国名} 入国」で検索します。よく参考にさせていただいてるのは日本橋夢屋さんのサイトですね。並行で大使館の情報も確認しますが、日本橋夢屋さんのサイトは綺麗に最新情報をまとめてるので参考までに。

あとは行く覚悟だけ

実は調べる方は多いと思いますが、行動に移す方ってあまりいないイメージです。私も恥ずかしながら直前に悶々としてしまうタイプです。

私が実践した覚悟の決め方を別記事でまとめてるのでご参考までに。

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少しだけ変われた気がする

私は2024年は日本での滞在よりも海外で過ごす時間が多くなりました。この記事を書いてる場所もインドネシア、首都ジャカルタのとあるチェーンのカフェです。

さて、私の好きな漫画である少女終末旅行から名言を拝借します。

社会の利害とは無関係な場所にいるという点で旅人と神は似ています。

プチ移住をして気づいたのは、日本だけはなく世界中どこでも不安を煽る投稿やニュース。そのほかにも政府に反対するデモなども日常茶飯事で行われてる国もありました。反対に政治的なことをお祭り騒ぎみたいに盛り上げる国もありました。

日本社会の枠組みから少し抜け出して物事を見た時、共通点や違いを認識できて視野が広がった気がします。そんな気づきを通して得た視点で最初の不安と向き合ってみると、大したことではないな... と冷静になることができました。

すごい些細なことですが、これがプチ移住の恩恵だと私は今のところは思っております。


正直今回の記事は万人に刺さるとは思ってません。お仕事の都合上、家族の都合上、その他理由により長期の休みを取れない。海外でリモートワークできないなどがほとんどでしょう。

ただ、逆に可能な方。私は可能な時期にこそ視野を広げる選択肢もありではないか?と伝えたいです。

そんな旅人がこの記事を読んで、参考になれば幸いです。あなたの人生に刻まれるような旅を。