誰も薦めない台中が、1番心地よかった

台湾と言ったら何を思い浮かべるだろうか。日本人観光客の海外旅行先トップに入り、グルメとレトロというイメージではないだろうか。

私もそうだった。友人と何度か台湾には訪れていた。定番の台北市内でぶらぶらカフェを巡り、夜になったら夜市で今夜の晩御飯を探す。至る所で日本語か聞こえてきて初心者にも優しい観光地だ。

私が観光嫌いだからだろうか、友人と思い出を共にするという点ではとても楽しかったが1人旅としての候補地としては全く上がらなかった。なんなら少し台北に飽きてる自分もいた。

そんなある日、気軽に行ける海外へ軽いワーケーションに出たくなったので日本周辺で色々模索してた。その時にふと台湾の他の都市に興味が湧いたのだ。試しに台中をGoogle Mapsで開き、カフェを検索。すると、私の好みのカフェがわんさかとヒットした。

台中。Airbnbで1週間ほど宿を借りて行ってみることにした。

台湾のイメージ覆す、現代都市

台北から1時間、日本の新幹線をベースに開発された台湾高速鉄道に揺られて辿り着いた。内装はほぼ日本の東海道新幹線で、これから名古屋へプチ旅行のような気分になった。台中駅に着くと、台北駅とは違いモダンな駅がお出迎え。

そこから、台中メトロを使い市政府駅で降りた。ここは、台湾か? 正直目を疑った。

奇抜なデザインの歌劇場の後ろに大きな幹線道路と高層ビル群。歩いてるだけで入りたくなるようなミニマルデザインの今風のカフェたち。

レトロで風情がある台湾のイメージが崩れ落ち、一瞬で私は台中の可能性に心躍らされた。

面白い街と住みやすい街は違う

台中も目立った観光地はないがとことん住みやすい気がする。

立ち並ぶショッピングモール、整備された大きな公園、ほどほどに人が入ってるモダンなカフェたち。ただ、台湾要素も抑えている。夜市や市場などの食事処。いいとこ取りをしてるのだ。

逆にいえば中途半端だからこそ観光としての面白みもないのであろう。だが、普段から観光をあまりしない私からすればそこがいいんだよ… と力説を始めそうだ。

まだ開発中の都市だからこそスペースを広く使えるカフェもたくさんある。そして今風のデザインのものが多い。東京とかだと小さいスペースに人がごった返してるイメージだが、台中は休日は人が多いけど入れなくはない。というイメージだ。

この程度の混雑が心地よい。まさしく理想的。だからこそ1人旅はやめられない。


この記事も熱冷めないうちにと台中のマクドナルドで執筆。初めて訪れた街の新鮮さもあるが、一気に台中の虜になってしまった自分がいる。

滞在日数が限られてる場合だと難しいかもしれないが、暮らすように旅する旅人の皆さんだったら是非候補の一つとして薦めたい。

そんな、発見が尽きない良い旅を。