旅人の皆さんこんにちは。
2026年5月、GWを利用して初めての中央アジア、ウズベキスタンを訪れました。私がウズベキスタンに行こうと思ったきっかけは、サマルカンドの画像を見たことでした。
ただ、私の性格上、観光地よりも日常が垣間見える場所が好き。なので旅の拠点はタシケントに置きました。サマルカンドはタシケントから早くて2時間ちょっと、シャルク号なら3時間ほど。観光に徹する1泊2日になると分かりつつ、自分の中の「見ておきたい」に負けて小旅行に出かけることにしました。
タシケントからサマルカンドまでの移動は、ウズベキスタン鉄道のシャルク号で3時間ほど。その予約でひと悶着あったのですが、その話は別の記事にまとめました。
,サマルカンドに到着したらYandex Goを使い宿まで直行。チェックインにはまだ早かったのですがホテル側がお部屋を用意してくださいました。
,5月のサマルカンドの日中は日差しが強くて観光どころじゃありませんでした。例外なく私も暑さにやられ昼間はゆっくり。昼ご飯にYandex Goアプリからサマルカンド版のプロフをデリバリー。
サマルカンド版のプロフは、タシケントで食べたものよりも「層」がはっきりしていました。米の上に甘い人参と肉がのっていて、最初から全部が混ざっているというより、スプーンを入れるたびに少しずつ味が合わさっていく感じです。油はしっかりしているのですが、暑さで外に出る気力を失っていた体には、その塩気と脂が妙に染みました。

本当は店で食べたほうがいい料理なのかもしれません。けれど、暑い時間に無理して歩き回らず、宿の部屋で汗が引くのを待ちながらプロフを食べる。そういう過ごし方のほうが、私の旅には合っていました。
夕方になり、ホテルを出て一番近かったレジスタン広場へ。
15時ごろでもまだ暑かったのですが、目の前に広がる青い景色に一気に目が覚めました。
入場料を払って中へ入り、声をかけてきたおじさんに案内される形でミナレットにも登ってみることに。階段は狭くて急でしたが、上から見下ろすレジスタン広場は、汗が引く前にもう一度見返したくなる景色でした。
,広場を出る前、階段に腰を下ろしてジェラートを食べました。青い壁が夕方の光で少しずつ色を変えていく。冷たい甘さと乾いた風で、昼間から張っていた体がようやくほどけていきました。

そのまま歩いて、次はグーリ・アミール廟へ。
レジスタン広場ほど派手に迫ってくる場所ではないのですが、ティムールの墓があると思って入ると、青いタイルも少し重みのある色に見えてきます。
夕暮れ時には、ビビハニム・モスクへ。
巨大な門の前に立っていると、どこか遠くから夕方の礼拝のアザーンが微かに聞こえてきました。
タシケントではほとんど聞こえなかったので、その瞬間に「ああ、今かなり遠くまで来ているんだな」と思いました。
,太陽が落ち、辺りが暗くなったところで前半戦の観光は終了。
昼間はホテルの部屋で食べたので、晩御飯は外で食べることにしました。マップアプリで探しているうちに、食べたいものは自然とシャシリクに決まりました。
歩ける距離にあったAfrosiyobというレストランへ向かい、焼きたてのシャシリクを注文。ラムのサーロインがあったので、それを選びました。
臭みがあまりなく、脂の甘さがしっかりある。大げさかもしれませんが、人生で食べたラムの中で一番美味しかったかもしれません。歩き回った日の終わりに食べる炭火の肉は、かなり素直に体へ染みました。
,食べたものを消化するため、宿までは徒歩で向かうことにしました。途中でレジスタン広場のライトアップを眺め、残りの体力を振り絞ってホテルまで戻ります。
昼間とは違い、夜のレジスタン広場は少しひんやりしていました。ライトアップされたマドラサの前にはまだ人が多く、写真を撮る人や、広場をゆっくり歩く人たちで賑わっていました。

部屋に戻ると、もう足がくたくたでした。
観光は楽しかった。けれど、心が休まったかと聞かれると、少し違う。昼は暑さで動けず、夕方から一気に歩き回る。サマルカンドの1日目は、私にとって「観光する旅」の楽しさと疲れが、きれいに同居した日でした。
翌朝は、シャーヒ・ズィンダ廟群へ向かいます。ここまで読んでくださりありがとうございました。気が向いたら次の話も書こうかと思います。